かあさんの家には、生活の音と匂いがある。
暮らしと『いのち』を最期まで支えるために
子どもから大人まで〜家族であること、家族が笑顔でいることを支えたい〜
住み慣れた地域で、なじみの人たちに囲まれて《その人らしく》人生を全うすることを望む方々の、施設でもない自宅でもないもうひとつの『居場所』
地域に馴染んだ民家をそのまま活用して、高齢や病気のために自立した生活の維持が難しくなった方5人くらいで、ともに最期まで暮らしていく『とも暮らし』の家です。
朝起きて、ご飯を食べ、そして安心して眠る…そんな普通の生活を取り戻すとき、ゆっくりと笑顔が戻ります。
医療も介護も生活の中にとけこんで
医療保険や介護保険は、一人一人の状況に合わせた在宅のケアプランに沿って使われます。その方の身体状況に合わせて、かかりつけ医の往診(在宅療養支援診療所)、訪問看護ステーション、訪問歯科やその他のサービス事業所と連携して支え、望めば最期まで過ごすことができます。
かあさんの家の介護スタッフは、暮らしのパートナーとして24時間常駐して見守り、家族に代わって生活を支えます。
老いや病を受け入れて
老いや病、そして訪れる死を、暮らしの中で自然に受け止め、次の世代に命の輝きを手渡す「看取り」の文化を、生活の場に、地域に取り戻したいと願っています。そのために、ご家族が安心して悔いのない看取りができるように寄り添って支えます。
「かあさんの家」には、穏やかな毎日がある。
どんな人が利用しているの?
◯夜が心細い、不安という方が、夕食やお風呂をご一緒し、泊まって帰るナイトケアとしての利用
◯食べることは、人が人として生きる希望です。できるだけ最期まで口から食べる幸せをと願う方
◯介護者がいない人、いても体力がない、また昼間は家族が仕事などで在宅介護が困難な方、一人では病状の変化などが不安な方
◯介護する家族の休息のために、また不祝儀などの急な用事で留守をする場合など、一時的に短期間の入居(ショートステイ)などの利用
◯重度の認知症のために施設になかなか適応できない方や、医療の適切な支援が常時必要とされ、家族だけでは不安で在宅介護が困難と考えていらっしゃる方
◯最期は家で看取りたい(看取られたい)、畳の上で死にたいと家族が遠方だったり、仕事の都合だったりなどで、在宅で過ごすことの望みはかなわないと思っている方
費用は?(全て税込み価格です)令和2年度
◆共同生活一時金…200,000円
退去時に全額お返しする保証金です。ただし、退去時の室内クリーニングや修理、住まいにかかる費用等の精算が必要な場合は、その費用を差し引かせていただきます。
◆利用料金
◉住まいにかかる費用(住居管理費・駐車場代などを含む)
20,000〜40,000円/月
◉共益費(水道光熱費など)
16,500円/月(550円×30日をひと月分として積算)
◉賄い費(食材費・調理費など)
1,650円/日
[合計]86,000〜106,000円/月
◆生活支援費(スタッフが24時間見守る環境を維持するための費用)
72,600円/月(2,420円×30日をひと月分として積算)
※令和2年10月より
◆その他の費用
*介護保険一部負担金、往診や訪問看護の医療保険の一部負担金は別途になります。
*個別に必要な生活用品(オムツなどの衛生用品)は、自己負担となります。
*経管栄養その他(食材費を必要としない方)…介助手数料として1回につき330円
*通院等家族代行及び介護スタッフの支援費用…1時間につき1,100円
*HHM所有車の使用…家族運転の場合(レンタル料1日2,000円+ガソリン代)
…通院などで職員が運転の場合(1回・往復につき2,000円)
*入院中の利用継続確保料…1日1,500円(住まいにかかる費用と別途申し受けます。)
*但し、かあさんの家現場での、金銭等のお預かりはお断りしています。事務局にお問い合わせください。
☆短期ご利用料
・・・1日8,800円+食費+生活支援費(2,420円/日)
送迎はございません。介護タクシーなどをご利用くださいませ。
医師の往診、訪問看護ご利用の方はサービスの継続が可能です。
☆訪問診療(往診)
お持ちの医療保険でのお支払いとなります。
医院、病院へお支払いください。
☆訪問看護
お持ちの介護保険でのお支払い、またはお持ちの医療保険でのお支払いとなります。各事業所へお支払いください。連携している訪問看護ステーションがございますのでご利用ください。
☆その他、ご自宅でご利用になられていたサービスをそのままご利用いただけます。(例えば、アロママッサージや理美容派遣など。)